私が普段特に関わっている自動車のデザインは、特に欧州では、用途を満たすプロダクトである以前に、動くモノとしてダイナミズムを面やプロポーションで表現していく点で、家具とは課題やデザインランゲージが違うと区別できるでしょう。
しかし、自動車は市場が成熟するにつれ、人の生活に沿うものとして、 ライフスタイル志向をより多く含んできています。例えば、滞在する空間として、だとか、 都市や郊外の空間に存在するモノとしてだとか、使うものとしてのだとかの、道具や建築的な観点を、日常生活の居住空間、 生活道具の使い勝手などをランゲージに取り込んでいるのです。
Lifeに関わるものはすべてフラットに並列されていっている今 ドキですものね。
私、お仕事、またプライベート、いろいろな機会で、ここ10年間ミラノサローネを断続的とはいえ見てきています。もちろん、家具の制作プロセスだとか、 歴史的意味合いだとかは全く門外漢で、浅学で、申し訳ないのですが、社会の現象の一つとして、見落とすわけにはいかないと、 がむしゃらに学んでおります。ミラノでプランナーをしていらっしゃる安西様が執筆なさっている ブログ(ちなみに、安西さんは大変深い考察をなされていて、 経験も長くていらっしゃいます。)でも、コメントをさせていただいたのですが、きちんと自分でまとめて、自分の言葉にしておきたかったので、今年のサローネのトレンドをマインドセットの面から改めて、レポートとして、まとめていきたいと思います。次回から…。
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