これは余談です(笑)。
サローネであった、ワクワクした思い出として、
インスタレーションの「ASIA]を担当なさいまして、カンフェレンスがあり、急遽、 通訳を探していらっしゃるとのことでした。BOOKSさんの配慮で、私が担当することに。
30分程度で、コンセプトや工法の確認を打ち合わせし、自分で伊語でも英語でもできるように温めて、カンファレンスに(以下は後日、会場を記念に(?)写真にとりました)臨みました。カンフェレンスの司会をつとめるミルヴァ女史や他のデザイナーが英語で話している状況を見て、 英語でいくことに。マイクが来ないなどで待たされるなどの、 ハプニングがありましたが、コンセプトを一筋通してかいつまんでゆっくりと具体的に説明なさ り、間合いも完璧なトネリコの君塚さん。すばらしい作品のより良いプレゼン成果にご協力できたことをお祈 りしています(!)。
こちらは、ドキドキの話…。
サローネのメーカーが出展するRho fiera(ロー・フィエラ)には、私が住んでいるピエモンテからも、
電車で一本で通えるので、毎日通勤しました。
期間中は、能力以前に、体力勝負です。
ある朝、私がなんだかんだいっても疲れていたのでしょう、うっかりして、 出発駅でチケットにはんこを押していなかったことを乗車直後に気 づき、車掌さんに、事前交渉するも、罰金(50ユーロ!痛い、 痛すぎる…)をとられそうになってしまったり、一度だけ、一時間に一本だけの帰りの電車が故障してしまったようで、20分後に前触れもなく、 いつもだったら10輌ぐらいなものから、
代替の4輌編成ぐらいのコンパクトな(!) 電車がやってきました。しかし、もう、ぎゅうぎゅうづめの阿鼻叫喚状態の車内。この状況に周りの乗客が慣れていないので、 さすがの東京出身で混雑にはなれているものの、コツのわかっていない群集が烏合の衆化してしまっては、 何かよからぬことがおこるかわからないので、途中のマジェンタ駅まで、 あとでやってきたローカル鈍行線で向かい、そこで、 トリノ駅行きに乗り換え、家についたのは、予定の時刻より1時間後という・・・。
即興力も、仕事のプロ、いや、
生活のプロの必需品です。
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